J1の柏レイソルが、新グッズを発表した。中でもバスケットボールタイプのシャツと、そのモデルを務めた選手のハマり具合に、ファンが驚きの声を上げている。
Jリーグは、ワールドワイドなフットボールの世界でも、独特の持ち味を誇っている。飛び抜けたビッグクラブはないものの、どんなチームにも勝利や上位進出の可能性があることも、そのひとつだ。
ピッチ外でも、日本ならではの良さが際立つ。老若男女、どんな人でも安全に試合を楽しめるスタジアムの環境もそのひとつ。スタジアムグルメ、通称スタグルも、世界が驚く料金設定や質、種類の多さで来場者を楽しませている。
Jリーグのクラブもファンをさらに楽しませようと、グッズ開発に余念がない。アパレル関連も、世界中で定番であるレプリカユニフォームだけではなく、多くのプロスポーツが存在する日本らしく、他競技の要素を取り入れたスポーツシャツが次々と発表され、ファンからの好評を得ている。
そうした他競技にインスパイアされたシャツの中でも、野球が盛んな日本らしく先行して発表されていたのがベースボールシャツだ。さらには最近、大きめのサイズ感を楽しむホッケーシャツも、人気を博している。
また、それらのシャツに続くのが、バスケットボールタイプのシャツだ。まだ導入例は多くないものの、バスケのプロリーグが人気の日本らしく、デザインを取り入れるクラブが出てきている。
その最新例が、柏レイソルだ。8月31日に販売を開始する新商品をSNSで紹介したのだが、その中にバスケシャツが含まれていた。
ベースカラーは、もちろん黄色。細い縦じまや襟などに、黒が取り入れられている。
そのデザインだけでも、本当にどこかのバスケチームのもののようだが、ファンの目を引きつけたのがモデルを務める選手だ。スタジアムでスリーポイントシュートを狙うかのように、シュートモーションに入っているのはジエゴ。字面にすれば何ということはないが、実際の写真を見ると、コートとボール、フープが目に浮かぶかのような似合いようだ。