J1ガンバ大阪の元日本代表MF遠藤保仁コーチの錆び付かない“美技”にファンから感嘆の声が漏れた。
G大阪が公式ユーチューブを更新し、8月24日に行われたリーグ第28節のアビスパ福岡戦の「HOME GAME REPORT」が公開した。試合中継で放送されないチームの内部の映像を中心に、前日練習から試合終了後までを編集したホームゲーム恒例の動画となっており、今回は26分36秒にまとめられた。
その中で、2-2の同点だった試合の様子とともに話題になったのが、試合前日の練習の1シーンだった。
現役選手に混じってフリーキック練習に参加した遠藤コーチのシュートを背中側から撮影したシーン。中村俊輔氏に次ぐ歴代2位となる直接FK弾J1通算17得点を誇り、W杯でもゴールを決めた“名手”遠藤氏は、ゆっくりとした助走から右足を力感なく軽く振り抜く。すると鋭い回転がかかったボールが、壁のダミー人形の頭を越え、急激な縦変化でゴールネットを揺らした。
GKも反応できないビューティフル弾を決めた遠藤コーチは嬉しそうにガッツポーズ。さらにボールと壁の位置を少し変えての“2度目のチャレンジ”では、今度はGKが反応するも、ダミー人形の頭に当たってコースが変わってゴールイン。遠藤コーチは再び両手を広げて喜んだ。