8月29日、日本サッカー協会はFIFAワールドカップ26アジア最終予選の第1戦、第2戦に挑むサッカー日本代表のメンバーを発表した。
森保一監督は2026年を見据えて2人の新戦力を召集した。その一人が、川崎フロンターレの高井幸大だ。現在19歳のこのDFは、パリ五輪でも主軸として3試合にフル出場。期待が高まる中で、A代表にも選出された。
その前日である28日、鬼木達監督は麻生グラウンドで高井について語っていた。この日の高井は宮城天とともにクラブハウスから降りてきて、その後、クラブハウスに戻る時はスタッフと2人だった。その際、ずっと笑顔で話しながらという姿で、その両方を見ていた鬼木監督は、「ヘラヘラしていましたね(笑)」と笑顔で笑いを誘ったが、それはこの日だけではなくいつものこと。むしろ恐ろしいのは、どんなプレッシャーの下でもそれが変わらないことだ。
指揮官自身、「どんな大きな大会でもヘラヘラしています(笑)」とそのメンタルの強さを改めて言葉にした。話題が翌日の代表発表に及べば、まだ招集メンバーが分からない中ではあったものの、「代表には早い段階で入ってほしいという思いはあります」と期待感を口にしていた。