【パリ五輪・サッカー日本代表の強化と結果を振り返る「数字」(3)】藤田譲瑠チマ、山本理仁、三戸舜介は強化過程からチームの中心に……1000分超え4人のうちの3人にの画像
U-23サッカー日本代表の藤田譲瑠チマと山本理仁 写真:日本雑誌協会代表撮影/中地拓也
■【画像】パリ五輪準々決勝スペイン戦での山本理仁、藤田譲瑠チマのプレー写真43枚■

 7月から8月にかけて、フランスを舞台にして戦った大岩ジャパンのパリ五輪。予選グループ3試合を全勝で終え、準々決勝でスペインに敗れて大会を去ることとなった。その4試合と、強化過程でどのような関係が見られたか。数字で振り返る。

 その4試合において、フィールドプレイヤーで最も長く出場したのは、山本理仁。4試合すべてに先発して290分を数えた。2番目に長かったのは、藤田譲瑠チマ細谷真大。2人は同じく281分の出場だった。チームキャプテンも務めた藤田譲瑠チマと、その藤田がベンチスタートとなったイスラエル戦でゲームキャプテンを務めた山本理仁の2人が中盤の軸だったことは、その数字からも明白だ。

 そしてこの2人は、強化過程においてもチーム作りの中心にあった。大岩ジャパンが発足してから今年7月のフランス戦までの公になっている試合において、藤田の出場時間は2224分(32試合/先発22、途中10)と最長。山本理仁は1676分(28試合/先発20、途中出場8)。大岩ジャパンに召集されたMF登録の選手においては、この2人が最上位2席を占めている。

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