8月11日、札幌ドームで行われたJ1リーグ第26節、北海道コンサドーレ札幌対アビスパ福岡の一戦は2-2の引き分け終了した。その劇的な試合展開とともに、この日ゲストで来場していた「勝利の女神」たちに注目が集まった。
その「勝利の女神」とは、北海道札幌市を拠点に活動する女性アイドルグループ『タイトル未定』だ。2020年4月に「何者かになろうとしなくていい。何者でもない今を大切に。」をコンセプトに結成され、メンバーの入れ替えがありながらも徐々にファンを増やすと、今年5月6日には「北海道コンサドーレ札幌の果敢な攻撃スタイルと、チームスローガンの『北海道とともに、世界へ』に共感し、ファンやサポーターの皆さんと共に熱いエールを送る一員になりたいと思い加盟を決めました」と札幌とクラブパートナーシップを結んだ。
そして5月16日の第14節のジュビロ磐田戦で札幌ドームに来場すると、そこでチームが7試合ぶりに勝利を飾る。そしてこの日は現メンバー3人が、真っ赤なホームユニフォーム姿で来場して“赤黒満員大作戦”に参戦し、屋外ステージに加えて試合前のピッチ上でも歌声を響かせてファンを沸かせた。
すると試合は劇的な展開となり、後半アディショナルに失点して1-2とされながらも、札幌が田中克幸の豪快なミドル弾で同点に追い付いた。諦めかけた試合で勝点1を手にすることになった。