後藤健生の「蹴球放浪記」第223回「ホテルの朝食は食べるべきか否か」の巻(1)基本パスも…「絶対に外せない」藤枝の和式、バンコクのお粥の画像
藤枝市など静岡県で開催されるSBSカップには、年代別の日本代表が出場。1985年には、当時ブラジルのキンゼ・デ・ジャウーに留学していた三浦知良も出場した。撮影/原壮史(Sony α-1)

 蹴球放浪家・後藤健生にとって、体は資本である。その大事な商売道具をしっかり気遣うことも、仕事の一環だ。たとえば旅先で朝食を取るか否か、その経験の積み重ねも、現在の蹴球放浪家を形作っているのだ。

■脅威がひとまず去って「ホテル代」高騰

 皆さん、ホテルに泊まったとき、朝食はどうしていますか?

 2020年に発生した新型コロナウイルスによるパンデミック……。Jリーグが中断し、再開してからも無観客試合が行われたり、声出し応援ができなかったり……。パリ・オリンピックも開幕しましたが、3年前の東京大会の映像が映るたびに当時のことが思い起こされます。

 コロナ禍でうれしかったことと言ったら変ですが、どこに行ってもホテルの料金が安かったことです(旅行業界の方々に申し訳ないのですが)。海外旅行ができなくなってしまったのは残念でしたが、おかげさまで国内旅行を大いに楽しませてもらいました。

 さて、コロナウイルスの脅威がひとまず去って、訪日観光客の数も2019年以前を超えるまでに回復。ホテル代は高騰していますが、早めにホテルを予約することで(キャンセル可のホテルを予約しましょう)安いホテルを確保することは今でも可能です。

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