試合は後半に動いた。
47分、スペインのニコ・ウィリアムスが先制のゴールを決めた。それはラミネ・ヤマルからの絶妙なパスだった。ウィリアムスの左足から放たれたボールは、DFカイル・ウォーカーが伸ばした足先の下を抜けて行った。
だが、スペインはその後チャンスを逃し、追加点を奪えなかった。
73分、イングランドのコール・パーマーが返した。パーマーはガレス・サウスゲイト監督によって70分に投入されたばかりだった。
なんか、また逆転なのか、という感じがしないでもなかった。
この二人の決勝戦のゴールが年齢で話題になった。
ニコは22歳と2日で歴代2位。
パーマーは22歳と69日で歴代4位。