■中盤で軸となる2人
GKは小久保玲央ブライアンだろう。U-23アジアカップでも存在感を見せ、さらにフランス代表相手にも好プレーを見せた若き守護神がフランスでも輝きを見せる。
最終ラインは、右SBが関根大輝。カタールで一気に存在感を見せた関根が、そのまま定位置を掴むはず。また、中央の2枚は高井幸大と木村誠二か。木村ではなく西尾隆矢の可能性もあるが、高井と木村は直近でも組んでおり、この組み合わせになりそう。
左SBにはフランス代表戦で先発した半田陸と、後半開始から出場した大畑歩夢の2人に可能性があった。高さとフィジカルであれば半田に期待が寄せられるが、フランス代表戦での左SBは両者が45分ずつ試されており五分の様相を呈していた。
しかし、試合前日となる現地時間23日の練習を半田陸が回避。ケガによるものとアナウンスされており、練習会場にも来ることなくホテルで調整していたことから、大畑歩夢で挑むことが決定的だ。
中盤3人は藤田譲瑠チマ、山本理仁の起用が濃厚で、残る1枠は三戸舜介になるか。これまで荒木遼太郎が存在感を放っていたポジションではあるが、13日のJ1リーグ・アルビレックス新潟戦を所属クラブで回避すると、フランス代表戦も出場せず。21日のトレーニングメニューはすべてこなしたものの、初戦で無理はさせない可能性が高い。