■センターFW争いは
サイドでは、右に平河悠、左に斉藤光毅か。平河は豊富な運動量で攻守に貢献できる選手。初戦でそのハードワークは大いに求められるはず。一方の斉藤は今大会の日本の10番を背負うだけに、違いを見せることが求められる。ただし、三戸舜介をサイドに回して斉藤光毅と両ウイングを任せる可能性もある。
センターFWは藤尾翔太をフランス代表戦に続き起用するか。長らく細谷真大がエースとして君臨し続けたが、昨年からのフル稼働もあって得点力がやや減退している。藤尾のボールキープやハードワークも踏まえ、初戦は藤尾で行くのではないか。
ただし、細谷はU-23アジアカップの大一番となったカタール代表戦で殊勲のゴールを決めているように勝負強さは健在。このとき、細谷を信じてプレータイムを延ばしたことを後に大岩監督が明かしており、途中出場の場合は試合を決定付ける仕事が期待される。
大岩ジャパンはパラグアイ、マリ、イスラエルの3か国とグループステージ突破をかけて戦う。その初戦は、日本時間25日午前2時にキックオフとなる。