7月7日に行われたJ1リーグ第22節で、京都サンガF.C.が試合終了間際のゴールでアビスパ福岡に2-1の勝利を収めた。その試合後のロッカールーム映像が話題になっている。
試合は実に劇的な幕切れだった。敵地に乗り込んでの一戦で、1−0リードで迎えた後半アディショナルタイムの48分に同点ゴールを許したが、そこで試合は終わらなかった。その後の54分に自陣の最終ラインでボールを奪ったCBの宮本優太が、中盤の川崎颯太へと縦パスを送ると、そこから原、鈴木冬一、川崎、そして平賀大空と繋ぎ、最後は最前線まで駆け上がった宮本が右足でゴールネットを揺らした。
劇的勝利後、宮本はアウェイまで駆け付けたゴール裏サポーターの前で「1失点目すみませんでした」と頭を下げた後に「ミスを取り返したいという気持ちでした」「これからもっともっと上にいきましょう!」と歓喜の雄叫び。
そしてピッチに一礼した後、チームスタッフたちとハイタッチを交わしながら歩みを進めてロッカールームへ足を踏み入れると、チームメイトたちから大喝采で迎え入れられた。そして、それに応えるように、宮本も全身で喜びを表現して盛り上げた。