7月6日に行われたJ1リーグ第22節のジュビロ磐田対川崎フロンターレの一戦で、磐田FWジャーメイン良が挙げた“復活ゴール”に称賛の声が集まった。
現在29歳のジャーメインは、今季J1復帰を果たしたチームの中で開幕12試合で11得点と大爆発した。しかし、5月6日の第13節・東京ヴェルディ戦でヘディングでゴールを決めた際に相手DFと激突し、左前額骨陥没骨折で手術を強いられた。約1か月後の6月16日の第18節から戦列復帰を果たしたが、4試合(スタメン3試合)ノーゴールに終わっていた。
迎えたこの日、前線でマテウス・ペイショットとコンビを組むと、前半20分にチャンスが到来した。DFラインのリカルド・グラッサからの縦パスを受けた金子翔太が、ペナルティエリア手前から右足シュートすると、相手DFにブロックされて弾かれたボールが、ジャーメインの元に飛んできた。そのボールに対して、トラップがやや大きくなりながらも素早lくリカバリー。最後は得意の左足を振り抜き、鋭いシュートをゴール右上に突き刺した。
これがジャーメインにとっては、ちょうど2か月ぶりとなる今季12ゴール目。3月1日の第2節で4得点を決めた川崎との相性の良さも見せつけた。