■オーバーエージは対照的な活用に

 優勝候補の一角と目されるフランス代表を相手に、大岩ジャパンが先制。ホームチームがリズムを作ろうとする中での前半25分、藤田譲瑠チマがゴールを決める。しかし、フランスも意地を見せて後半2分にFWオリーゼがゴールを決めて試合は1-1で終わっていた。

 フランス代表は金メダルを目指し、オーバーエージを上限いっぱいに活用。FWアレクサンドル・ラカゼット(リヨン)、FWジャン・フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)、ロイク・バデ(セビージャ)の3人をこの試合でも先発させていた。

 日本代表はオーバーエージを用いることができず、パリ五輪には23歳以下の選手で挑むことに。そうした中でもフランスを相手に粘り強い戦いを見せたことが、現地での評価を高めたようだ。

PHOTO GALLERY 全ての写真を見る
  1. 1
  2. 2