7月2日、川崎フロンターレはジュビロ磐田戦に向けて市内で練習を行い、その様子を公開した。
梅雨の蒸し暑さに見舞われたこの日、チームは9時30分からミーティングを開始。直近の試合の振り返りを行うとともに、7月21日に開催される「2024ファン感謝デー」の説明もあったため、選手・スタッフがグラウンドに姿を見せたのは午前10時13分のことだった。
トレーニングのために続々とクラブハウスから降りてくる中、選手と同じチームウェアに袖を通して姿を見せたのがサッカー日本代表DF谷口彰悟だった。2014年川崎でプロ入りした谷口は、カタールワールドカップ直後にカタール・アルラーヤンへと移籍。毎年、この時期にクラブハウスを訪れており、今年もすでにクラブハウスを訪れているが、この日もコンディション調整のために練習に参加した。
谷口の練習はボール回しのみとなったものの、“W杯戦士”としての技術を披露。その後、チームが行うミニゲームを熱心に見つめたほか、ランニングで汗を流した。
わずかな時間でも“違い”を見せた教え子の姿に鬼木達監督は「うまかったですね」と目を細めていた。