J1リーグの公式戦でまさかの場面が話題だ。その主人公は、リバプールでも活躍した横浜F・マリノスのハリー・キューウェル監督である。
今季、横浜F・マリノスはアジア王者を狙ってACL決勝に挑んだ。結果は敗れたものの、堂々たる戦いを見せてアジア2位の座に。その指揮を執ったのが、ハリー・キューウェル監督である。
現在45歳のキューウェル監督の現役時代は、日本のサッカーファンにとって馴染みの深いものだった。オーストラリア代表として58試合に出場。日本代表の前に何度も立ちはだかった。そして、リバプールの選手としても注目された。
そのキューウェル監督が、ACLの影響で延期されていた6月19日のJ1リーグ第13節・サンフレッチェ広島戦で魅せた。ニッパツ三ツ沢球技場で開催されたこの試合で、キューウェル監督へとボールが偶然飛んできた。指揮官はそれを見事にキャッチすると、タッチライン際でスローインのモーションに。
ボールを投げる直前で動きはストップしたものの、現役時代を彷彿とさせる場面となった。