「イラつくほど完璧やな...」J1町田が披露したスクリーン駆使の“デザインCK”が完璧すぎる!「見れば見るほど凄い完成度」「めちゃくちゃ青森山田だ」との声の画像
FC町田ゼルビアが新たなデザインCKを披露した 撮影:中地拓也

 FC町田ゼルビアが6月9日のルヴァンカップのプレーオフラウンド第2戦セレッソ大阪戦で披露した“デザインCK”が大きな話題となっている。

 6月5日の第1戦を3−1で勝利していた町田は、有利な状況でホーム・町田GIONスタジアムでの第2戦のキックオフを迎えた。その立ち上がり直後、前半5分だった。

 右サイドからのコーナーキック。町田はボックス内に計6人。3人がGK前のゴールエリアに並び、残りの3人はファーサイドにポジションを取った。その陣形に対して、C大阪はゴールエリア内に5人がゾーンで守り、ファーサイドはマンツーマンで対応した。

 ここから町田の各選手たちが仕事を遂行する。ショートコーナーを受けに1人が走って一番近くにいたDFの注意を引くと、ファーサイドの2人が手を挙げた後に外側に流れてマークを引き寄せる。そしてボックス外にいたナ・サンホが後方から回り込みながらボックス内のニアサイドのスペースに向かって走り出すと、その動きに気付いたDFを、もう1人の選手が体でブロックした。

 これでお膳立ては完了。ポッカリと空いたニアサイドに完全にフリーの状態で走り込んだナ・サンホに足元に、キッカーの下田北斗がグラウンダーのパスを送ると、ナ・サンホが右足ダイレクトシュートでゴールネットを揺らした。

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