J1首位クラブが大学生チームに敗退など、天皇杯2回戦でJ1・3チームがカテゴリー下チーム敗れる波乱! 11得点を奪ったJ1クラブ、9得点のJ2クラブなど力を見せた試合もの画像
前回王者の川崎フロンターレはソニー仙台(宮城県代表)に2-0で勝利した 撮影:中地拓也

 6月12日、天皇杯2回戦が各地で行われた。負ければ終わりの一発勝負の大会形式とあって、この日も各地で波乱が巻き起こった。

 この日開催された試合は32ある。その中で、J1クラブが敗退した試合は3つあった。一つは、名古屋グランパスがJAPANサッカーカレッジ(新潟県代表)に敗れたもの。J1クラブが本拠地である豊田スタジアムで挑んだ試合で、JAPANサッカーカレッジが0-1で勝利。カテゴリーを覆して90分勝ちを収めている。

 ジュビロ磐田も、テゲバジャーロ宮崎(宮崎県代表)に90分で敗れた。後半16分に先制したが、同32分に同点に。そして、後半アディショナルタイムに逆転弾を浴びたのだ。

 また、J1首位を走る町田ゼルビアは、筑波大学(茨城県代表)に敗れている。前半22分に町田が先制したものの、後半アディショナルタイムに筑波大学が同点に。そのまま延長後半までを戦い抜き、最後はPK戦に。これを4-2で制したのは筑波大学だった。

 他に、J1勢でPK戦まで及んだのは、2チームある。一つはアルビレックス新潟で、ギラヴァンツ北九州に辛勝。同じく横浜F・マリノスもFC岐阜(岐阜県代表)とPK戦を戦い抜いて勝利している。

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