■日本サッカーとして考える「ACL2」
大住「クラブの事情でしょうがないのかもしれないけど、今年はACL2に出て、今年中に6試合こなすというのは、すごく負担になると思う。広島はこの夏の補強を真剣に考えて、それが成功すれば、リーグとACL2ともうまく回っていく可能性はあるけど、うまくいかないとボロボロになる可能性はあるね」
後藤「ACL2というのは、どのくらい真剣にやる価値があるんだろう」
大住「分からないけど、もしも全部セカンドチームで行かせたりしたら、日本のサッカーとして困る事態になるかもしれないよね」
後藤「ペナルティーとして日本からの出場クラブ数を減らされるとか? 日本サッカーとして考えたほうがいい問題だね」
――広島が補強すべきポジションはどこになりますか。
大住「全部のポジションじゃないかな。ウィングタイプの選手、ストライカー、ボランチにCBも必要だよね」
後藤「CBの主力3人がそろっていれば安定しているんだけど、CBはポジション柄、ケガや出場停止など、いろいろなことが起こるから」
大住「難しいところだね。得失点差プラス13は、町田とともにJ1トップの数字なのにね」