■負傷者の経過も順調

 この日の練習から、三浦颯太が外でのトレーニングメニューもこなしている。三浦は4月3日に行われた、J1第6節の横浜F・マリノス戦で左膝外側半月板を損傷し、同11日に手術を行って以降、懸命の治療とリハビリを行っていた。この日が外に出る初めてということで試合に出るにはまだ時間がかかると思われるが、順調に経過していることはプラスだ。

 また、6月3日に行われたトレーニングマッチでは車屋紳太郎と宮城天もフル出場。車屋は最終ラインを引き締め、宮城は1ゴール1アシストと結果も残している。

 宮城はそれ以前からトレーニングメニュー自体はこなしていたものの、慎重を期して部分合流の扱いに。経過が順調だったため、自然と完全合流になっていた稀なケースを辿っている。

 こうした負傷者が戻ってくることは、当然、チームにとってプラス。試合に出られる選手がパワーアップしつつ、そこに負傷者が戻ってくることで、間もなく折り返しを迎えるJ1リーグの後半戦では白星をさらに重ねたい。

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