【J1川崎が反転攻勢に生かす6月の中断期間(2)】鬼木監督がA5和牛を大量注文で選手・スタッフに大盤振る舞い……三浦颯太は6日からリハビリの次のステップへの画像
6月6日の川崎フロンターレのトレーニングでの鬼木達監督 撮影:中地拓也

 6月5、6日の練習でこれまでとは違ったトレーニングも積極的に採り入れていた川崎フロンターレは、5日にはクラブハウスでBBQも行った。

 通常、スポーツチームなどでBBQというと、不振を脱出するための“決起集会”などといったイメージが強いが、今回のそれはまったく別。鬼木監督が肉を選手に自腹でご馳走することを思いつき、以前から決めていたものだという。

 その際、せっかくご馳走するなら“良い肉を”と指揮官は考えたが、試合がある期間だと量や脂身を節制する選手もいる。そこでクラブと話し合って、中断期間の最初に当たるこの日をあらかじめ決めていたのだ。

 鬼木監督が選手にご馳走することもこれが初めてではない。コロナ禍にローストビーフや寿司を選手に振る舞っており、今回のBBQはその流れのものだという。

 ただし、量が半端ではない。選手やスタッフのためにA5ランクの和牛を相当な量を注文したというが、あるスタッフが鬼木監督にLINEで「脂身を削ったら量が半分になります。どうしますか?」と連絡。鬼木監督も、「半分になるなら頼むしかない」と追加で購入したのだという。その量は数十kg。詳しい量を知ることができなかったが、「ヒレ肉を3回お代わりした」「夕飯の分まで食べた」というスタッフがいてもなお、余る肉もあったほどだった。

 なお、今回鬼木監督が注文した部位は、食事を管理する担当者と話したうえで決めたという。

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