■「キーパーまでかわす辺りが天才」

 この家長の技術と落ち着きには、SNS上で賛辞が止まらない。

「語彙力なくて、うまい!!!しか言えない」
「最初から最後まで相手のこと読みきってるやばすぎ」
「キーパーまでかわす辺りが天才」
「家長の技術が凄かった」
「世界一かっこいい!!!!!」

 他方、もう一つ注目すべきは川崎の連動したプレスだ、家長が三國に寄っていく際、バフェティンビ・ゴミス、脇坂泰斗、山内日向汰が三國からの平面のパスコースをすべて切っていた。三國が足をすべらせたことは事故だったものの、それを誘ったのは、パスコースの制限と言えた。

 早々に2点をリードした川崎は、そのまま優位に試合を進める。そして後半に1点を返されたものの、2-1で試合終了。今季の勝利数を5に伸ばしている。

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