■求める得点とアシスト
名願斗哉は、自身の成長と出場機会が相関関係にあると感じている。だからこそ、次に求めるのは得点とアシストだ。ここまで、チームに勝利をもたらすPK獲得場面はあったものの、自らの得点はまだない。そんな中で、ポジションのライバルである相良竜之介は、すでに5ゴールを記録している。
「リュウくんは点を取っている。そこで負ければ当然スタメンでは出れないと感じますので、強度と点数、アシストを求めたい」
切り札から先発を争うような存在へと成長すれば、当然、仙台にとって新たな強みとなる。背番号24が活躍する姿に、期待は膨らむ。
(取材・文/中地拓也)