■鬼木監督が求める選手
だからこそと言うべきか、試合後、鬼木監督は「勝ってても負けていても、急に何かが飛び抜けて強くなるとかうまくなるとこはない」と話したうえで、「自分たちのやるべきところを信じて突き進めていけるかどうか、選手に問いながら一緒に進んでいきたい」と決意を語っている。大敗したとはいえ、目指す目標に向かってやり続けることに変わりはないからだ。
そして、次なるガンバ大阪戦を翌々日に控えた17日、オンライン取材に応じて「俺が勝たせるんだ」という気持ちを持つ選手のさらなる登場を待望もしていた。
5失点というショッキングな出来事の直後だからこそ、何が見せられるのかが問われる。引き続きのアウェイゲームでタフな姿を見せられるか。大阪の地で、再起を期す。
(取材・文/中地拓也)