Ｊ１川崎フロンターレの大卒３年目ストライカー、ＦＷ山田新が決めたゴリゴリ”４人なぎ倒し”ゴールが大きな反響を呼んでいる。
５月６日に行われたＪ１リーグ第１２節で、川崎は敵地でアビスパ福岡と対戦した。３日前に行われた前節の浦和レッズ戦で６試合ぶりの白星を挙げた川崎は、その試合からスタメン２人を変更。そのうちの１人が、山田だった。
前半は右ウイングの位置でプレーしていた山田だったが、後半開始と同時に家長昭博が投入されたことでセンターＦＷの位置へ移った。そして０－０で迎えた後半３０分だった。相手のバックパスにいち早く反応した山田が、素早いプレスでボールを奪うと、そのままセンターラインを越えたところからドリブル開始する。
この時点で相手陣内には福岡の選手はＧＫを含めて６人いたが、山田は勇猛果敢だった。最初にファウル覚悟でボールを奪いにきた相手ＤＦをなぎ倒すように振り切ると、そのままボックス内に侵入。そして前と後から寄せてきた２人のＤＦを、切り返しからのシュートフェイントで転倒させる。最後は左足で、前に出て滑り込んだGKの“上”を射抜く渾身のシュートをゴールに叩き込んだ。
