J1セレッソ大阪に所属するサッカー元日本代表MF香川真司に対して、ドイツ時代の朋友から動画メッセージが届いた。
メッセージの主は、ブンデスリーガのドルトムントに所属する元ドイツ代表MFマルコ・ロイスだ。卓越した技術と高いインテリジェンスを持ち、切れ味鋭いドリブルにシュート、パスも高次元に備えるクラブ史上最高の攻撃的MF。度重なる故障で「ガラスの天才」とも呼ばれる男だが、2012年1月にユーズ時代に育ったドルトムントに出戻り加入して以降、10年以上に渡って“クラブ愛”を貫いてきた紛れもないレジェンドだ。
そのドルトムントで一時期、エースとして輝いたのが香川だ。ロイスの加入から半年後にマンチェスター・ユナイテッドに移籍した後、2014年夏にドルトムントに復帰してからも4シーズン余りに渡ってロイスとともにプレー。2人が同時出場した際には華麗なコンビネーションで観客を沸かせた。
そして今回、ドルトムントの今夏に日本ツアーを実施し、C大阪との対戦が決まったことで、ロイスから“朋友”香川へ動画メッセージが送られた。そこでユニフォーム姿で登場したロイスは「やあ、シンジ」と親しげに話しかけた後、「僕らは長い間会ってないけれど、この夏に君とまた会えること、そしてセレッソ大阪と対戦できることを楽しみにしているよ。よろしくね!」と笑顔を見せながら語りかけている。