5月9日、一人の偉大なスケーターが現役生活にピリオドを打つことを発表した。それを受け、Jリーグも秘蔵の映像を公開している。
フィギュアスケート男子で、2022、23年世界選手権で金メダルに輝いた宇野。日本男子にとって初めてとなる世界選手権2連覇を果たしていた。五輪にも出場しており、18年の年平昌(ピョンチャン)大会では銀メダルを手にしている。
そんな宇野が、9日に自身のインスタグラムを更新。「この度、現役選手を引退する決断を致しました」と決意を語ったうえで、「5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ、素晴らしい競技生活を
送れたことにとても感謝しております」と綴っている。
さらに、「5月14日に引退の記者会見を行い、僕の想いや、今後の活動についてはその場でお話しさせていただきます」とも発表しており、その動向に注目が集まっている。
そんな宇野がJリーグの試合を訪れた際の映像を、リーグ公式が公開している。この日、「宇野選手、お疲れ様でした」などと綴ったうえで披露したのは、2018年にキックインセレモニーに参加した際の様子だ。この年の8月19日、名古屋グランパスはパロマ瑞穂スタジアムでサガン鳥栖と対戦。その試合を前に、宇野らが名古屋のユニフォームを着用してセレモニーに参加した。