【FC東京vsFC町田ゼルビア 4月21日】
町田の黒田剛監督は首位返り咲きの勝利に笑みを浮かべて、サポーターの前で跳び上がった。
先制ゴールは、早い時間に生まれた。
14分、仙頭啓矢のコーナーキックからナ・サンホが右足でボレー。
「練習してきたセットプレーから先制した」(黒田監督)
その後、町田を不運が襲う。ペナルティエリア内で、イブラヒム・ドレシェヴィッチの胸から流れた浮き球が、その左手に当たってしまったのだ。
21分、東京の小柏剛がPKを蹴る。GK谷晃生はうまく読んでボールに触れたが、右ポストの内側に当たってゴールに吸い込まれた。
「追いつかれる展開になった中で、前半の内に突き放せた」(黒田監督)