４月２０日、Ｊ２リーグ第１１節が行われ、モンテディオ山形が２－１で愛媛ＦＣに勝利した。その２点目、美しいパスワークからのゴールに称賛の声が多く寄せられている。
前節の敵地でのベガルタ仙台との“みちのくダービー”に０－２の無得点で敗れた山形だったが、ホーム開催となったこの日は、前半２３分にＦＷイサカ・ゼインのゴールで先制点を奪う。そのまま１－０で迎えた後半２３分だった。
敵陣右サイドでボールを収めたＭＦ杉山直宏が、巧みなドリブルで相手ＤＦをかわして前進すると、前方にポジショニングしたＭＦ國分伸太郎との縦のワンツーで相手守備網を突破。そしてボックス内にいた最前線のＦＷ高橋潤哉へ縦パスを送る。
ここからさらにダイレクトプレーが続く。ボックス内の高橋が後方にボールを落とすと、ＭＦ南秀仁が左サイドへ展開。そして完全にボールウォッチャーになった愛媛守備陣を嘲笑うかのように、ＭＦ坂本亘基がファーサイドへクロスボールを送ると、攻撃の起点となった杉山がフリーの状態からヘディングシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
