J1のアルビレックス新潟が、試合告知のイラストをSNSで公開した。そのあまりのデザイン性の素晴らしさに、多くの人が感嘆の声を上げている。
新潟は現在、新しい歴史を築こうとしている。2017年には2004年にJ1に昇格して以降初めてとなる降格が決定が決定し、その後はJ2で戦う時間が続いたが、2022年に終止符を打った。J1復帰最初のシーズンとなった昨季は最終的に10位で終えて、2年連続のJ1での戦いへと踏み出した。
今季も開幕戦を勝利で飾ったが、ここ2試合は黒星が続いている。4月13日には北海道コンサドーレ札幌をホームに迎えて第8節を戦うが、残留だけではなくさらに上を目指すためには、ぜひともものにしておきたい一戦だ。
勝利のためには選手ら現場の奮闘だけではなく、多くの人の後押しが必要だ。ホームでの今季2勝目を目指す試合に向け、クラブはSNSで試合告知のイラストを公開した。
その”作品”に、多くの人が感銘を受けている。モデルとなっているのは、加入4年目の小見洋太。昨季はレギュラーをつかみかけていた時期もあり、さらなる飛躍が期待される21歳だ。
身長169cmと小柄ながら、積極性が魅力のアタッカーの背景に描かれているのは、浮世絵のような荒波。その波頭を乗り越えて、力強く前進しようとする小見の姿が、細部までこだわった美しいデザインで描かれている。