■選手が口にする冷静な戦い方
センターフォワードは細谷真大か。このU―23アジアカップ、そして、そこに至る国内での2試合において最前線の選手が決めたゴールはゼロ。細谷真大、藤尾翔太、内野航太郎が送り出される中で無音が続いている。
細谷は第1戦で先発し、第2戦では後半29分から、第3戦では後半32分からの途中出場となっている。今大会4試合目の出場で得点を奪えるか。
この11人を予想した一方で、この試合で重要な要素となるのが冷静な戦いをできるかだ。カタールのここまでの試合を見て審判の笛を意識する選手もいれば、日本がここまで戦った3試合を振り返ってのフラストレーションを口にする選手もいる。
大畑歩夢が「本当に冷静にやらないといけない」と話せば、関根大輝も「UAE戦は僕も試合に出て本当にストレスがたまるのは正直感じたので、でもそこでイライラしても判定は変わらないですし、そういうところは本当に落ち着いて、文句も言わせないような得点を取れば、ゴールはしっかり認められる」と説く。
大岩ジャパンが大観衆を黙らせることができるか。日本時間の午後11時にキックオフとなる。