関東リーグ1部の南葛SCが30着限定で発売する“風間Tシャツ”が話題を集めている。
サッカー漫画の金字塔『キャプテン翼』の主人公・大空翼の所属チームと同名の社会人サッカークラブである南葛SCは、漫画原作者の高橋陽一氏がクラブの代表取締役社長を務め、「葛飾からJリーグへ」を掲げて活動を続けている。現チームには元日本代表の稲本潤一、今野泰幸ら多くの元Jリーガーが所属するとともに、今季から新たに風間八宏氏が監督に就任して注目度を高めている。
現役時代にドイツでのプレー経験を持ち、引退後に川崎フロンターレや名古屋グランパスなどを指揮した風間氏は、特に選手育成の手腕が注目され、その中で『止める』『蹴る』を追求した“風間メソッド”は、そのシンプルなワードとともに話題となり、広く浸透している。
そこで発売されたのが、“風間Tシャツ”だった。そのデザインが、胸元に「止める、蹴る」の英文である「STOP IT,KICK IT」をプリントしたもの。実にシンプルではあるが、風間監督の指導姿の人影を切り抜いたものに、直筆サインもプリントされており、何より『止める』『蹴る』の信奉者にとっては購買意欲を掻き立てられる一着となっている。