■「こういうのどんどん公開してほしい」
実際には、競り合いの場面で瀬川がハンドを犯してしまったが、直後にジャーメイン良もハンドしてしまっており、両者がハンドをしたうえでの得点と思われたシュートという流れになっていた。かなりレアなケースだが、飯田主審とVAR審判団は、冷静にやり取りしていることが当時の映像から分かる。
そして飯田主審は、それを瞬時に理解し、判定を下し、あえて大きなジェスチャーでPK判定を伝えると、両チームのキャプテンを呼んで冷静に説明している。その一連の様子がすべて公開されており、多くの人から以下のような賛辞が寄せられていた。
「varって滅茶苦茶忙しいんだな… この時に選手からもゴチャ言われたら大変だわ」
「こういうのどんどん公開してほしい」
「やっぱりVARの音声は面白い。定期的に見たいです。あと飯田主審の選手への「さん」付けはリスペクトあるなと。」
「VARの音声凄い、、、審判チームの声、迫力、判断力、、、、凄いの一言」
「音声公開は本当に納得感ある、ありがたい」
「審判団の音声は貴重だな!!聞き入ってしまった」
「このシーンの音声聞きたいって以前コメントしたけど、改めて聞くと凄いなこれ」
この新番組では、こうしたやり取りが今後も公開されるという。その視聴を通して、よりサッカーを理解するとともに、審判団の考え方も広まりそうだ。