Jリーグが、審判の判定についての新番組の配信を始めた。そこで公開された審判団のやり取りに賛辞が寄せられている。
3月28日、『Jリーグ審判レポート』という新番組がJリーグの公式ユーチューブに公開された。「普段知る機会の少ないレフェリーの個性や努力、試合中継だけでは伝わらない舞台裏に迫っていきます。これまで見ることができなかったVARとの交信の様子なども交えて、注目を浴びた事象をお伝えします」とその趣旨を伝えるように、その内容がすごい。実際の審判団のやり取りを映像で公開しているのだ。
今回、特に注目されたのは明治安田Jリーグ第2節として行われた川崎フロンターレとジュビロ磐田での判定で、4―4と殴り合いとなった状況で迎えた後半アディショナルタイムに、磐田のFWジャーメイン良が5点目を決めたかに思われた場面だ。
ゴール前での瀬川祐輔との競り合いに勝ってゴールを決めたかに思われたが、飯田淳平主審はオンフィールドレビューを経て磐田のPK判定に。ジャーメイン良がこれを決めて結局は磐田が勝利したが、どのような経緯でこの判定になったのかとファン・サポーターの間で話題になった場面である。