【神奈川ダービー直前・特別対談(2)】川崎・大南拓磨と横浜FM・松原健が語る「警戒する相手選手」「ゲン担ぎ」「サポーターの重み」――「等々力劇場っていう言葉があるぐらい…」の画像
川崎・大南拓磨と横浜FM・松原健 撮影:中地拓也
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 4月3日、横浜F・マリノスと川崎フロンターレがJ1リーグ第5節として対戦する。隣り合う街を代表するチームであり、近年の優勝争いを繰り広げてきたクラブ同士である。今回で41回目を迎えるこのビッグマッチを前に、横浜F・マリノスのDF松原健と川崎フロンターレDF大南拓磨が日産スタジアムで相まみえた――。

「僕は大南選手のことすごくポリバレントな選手だと思っていて、センターバックだけに限らずサイドバックだったり、ディフェンスラインならどこでも高いクオリティでこなせる」

 対談相手についての印象をこう語ったのは松原健だ。大南拓磨は川崎ではCBでの出場機会が多いものの、右SBでの出場機会もこれまで積み重ねてきた。それが評価されて柏レイソル所属時の22年に森保ジャパンに招集されており、その万能性を称賛する。

 一方の大南は、「対人も強いですし、足元の技術もしっかりしていて、大事な試合で点を決めたりだとか、勝負強い選手」と松原についてのイメージを明かす。実際、横浜F・マリノスは今季開幕節・東京ヴェルディ戦では開始7分で1点を追いかける展開になったが、89分にアンデルソン・ロペスのゴールで同点とすると、その後半アディショナルタイムに松原が劇的な逆転弾を決める。国立競技場で行われた開幕ゲームで、チームに白星をもたらしていた。

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