■さらに広まった「ワオンガム」の呼び名
現在レアル・マドリードに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムは、中盤で守備をしながらゴール前まで飛び込んで決定的な仕事をするボックストゥボックスの選手で、現代サッカーの理想型のMFと言われる。そして田中は、自身のプレースタイルも相まって“日本版ベリンガム”とも称され、SNS上では田中のニックネームである“ワオ”と合わせて「ワオンガム」との呼び名が定着している。
今回、国立競技場で披露した豪快なゴールとベリンガムパフォーマンスで、「ワオンガム」の呼び名はさらに広まった。ゴールを決めて以降もピッチを幅広く動き回りながら攻守において抜群の存在感を見せた田中は、まさに“ワオンガム”の名に相応しかった。