ベルギーの名門アンデルレヒトのリザーブチームでプレーするFW後藤啓介の移籍後初のヘディング弾からの“かめはめ波”パフォーマンスが話題だ。
2005年6月3日生まれで現在18歳の後藤は、身長191cmを誇る大型ストライカー。ジュビロ磐田の下部組織育ちで、トップ昇格1年目の2023年に、それまで高原直泰氏が持っていたクラブ史上最年少得点記録を更新(17歳260日)するとともに、シーズン7得点を挙げる活躍を見せて期待の逸材として注目された。
そして今年1月、さらなる成長を誓って1年間の期限付き移籍でベルギーに渡ると、リザーブリーグで出場を続けてPKなどでゴールを記録した。そして3月17日に行われた2部リーグ第26節ロンメル戦では、右サイドからのクロスに打点の高いヘディングで合わせてニアサイドのゴールネットに突き刺した。
これが後藤の今季4得点目にして、得意のヘッドでは初ゴール。すると後藤は、チームメイトからの祝福を受けた後、故・鳥山明氏の代表作『ドラゴンボール』の必殺技、かめはめ波のポーズをカメラ目線で繰り出したのだ。