■試験導入された「飲水タイム」「一時的退場」
IFABでは、ルール改正だけでなく、将来のルール改正に向け、「試験導入」していいもの(ただし、トップクラスの大会ではなく、2部リーグ以やグラスルーツの大会などの試合に限られる)も決議している。そのひとつは前述したように、キャプテンのみが主審の判定に関する質問などをすることができるというものだが、他にもいくつかある。これらの「試験導入」については、実施を希望する協会はIFABに申請し、許可を得なければならない。もちろん、「試験」の結果報告も義務付けられている。
●飲水タイム
現在それぞれのベンチ前で行われている飲水を、それぞれのペナルティーエリアで行う。
●GKのボール保持時間
現在「6秒間まで」とされているGKが、手や腕でボールを保持している時間を「8秒間」に延ばし、適用を厳格にする。
●「一時的退場(シンビン)」
試験導入を継続する。ただし、試験はユースやグラスルーツの試合に限られる。
●VAR判定時の主審の説明
試験導入を継続する。