交代、ハンド、PK、日本代表FW中村敬斗も大ピンチ!【2024年7月施行「ルール改正」で日本サッカーはこう変わる】(2)の画像
中村敬斗の足元を見ると、確かに…。写真:渡辺航滋(Sony α1使用)

 サッカーは年々、進歩している。ルールも毎年、改善が試みられている。2024年も、数点のルール改正が施されることが決まった。その5つのポイントを、サッカージャーナリスト大住良之が徹底検証する。

■交代枠、ハンド、PK…5つの改正

 さて、今年の会議後、IFABは記者会見を開催し、決定されたルール改正などを説明した。ルール改正は以下の5点である。ただし、これは改正内容だけで、ルールの条文はこれから検討され、決定される。

●第3条(競技者)
 これまで試験採用してきた脳振とうの場合の交代枠追加を、大会規定によって正式採用できるようにする。ただし、的確な手順を明確にする。
●第3条(競技者)および第4条(競技者の用具)
 それぞれのチームには、明確なアームバンドを着用したキャプテンを置かなければならない。
●第4条(競技者の用具)
 すね当てはルールによって着用を義務付けられているが、その大きさと適合性については、選手自身が責任を持たなければならない。
●第12条(ファウルと不正行為)
 ペナルティーキックが与えられるハンドの反則は、意図的なものでなければ、他のファウルと同様に扱われる。
●第14条(ペナルティーキック)
 ボールは、その一部がペナルティーマークの中央に被るか、接していなければならない。そして、ペナルティーキック時のキッカー以外の選手のペナルティーエリアへの「侵入」は、キックの結果に影響を与えたときのみに罰せられる。

 以下、それぞれの改正の簡単な説明をしたい。

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