■「センスが凄い」
アンデルソン・ロペスのシュートも会場を驚かせたが、同時に、山根のクロスにも賞賛が集まった。SNS上では以下のようなコメントが寄せられていた、
「陸のこのラストパスなんなん?そこで交わしてから上げるって普通の感覚ではないわ」
「フリーで受けたのにすぐ入れずにワンフェイク入れる山根のセンスが凄い」
「山根陸選手のパスに鳥肌立ちました」
「山根がエグいんよこれ。サポートも早いし、運ぶタイミングで自分のマークしっかり剥がしてロペスのマークの注意か自分に来た瞬間にロペスに上げてるからロペスがフリーで撃ててる」
「陸のクロス高さ、スピード、コースともにパーフェクト!」
「陸さん。日本の宝」
山根は2003年8月生まれで現在20歳。川崎市出身で、小学校から高校まで横浜FMの下部組織に所属し、2022年にトップチーム昇格した。プロ1年目はリーグ戦11試合、2年目は21試合に出場と出場機会を増やしており、今季はさらなる躍動が期待されている。
今夏に開催されるパリ五輪の世代であり、ボランチとSBの両方でプレーできる山根のポリバレント性は大きな武器となる。3月15日にU23日本代表のメンバー発表が行われる予定で、4月のパリ五輪最終予選に向けての強化が行われる。