■試合はロスタイムに突入
だが、ジャーメイン良とGKチョン・ソンリョンの1vs1で、VARでペナルティが与えられた。チョン・ソンリョンはコンタクトの直後に座り込み、ぺナルティを覚悟していた感じだった。
80分、ジャーメイン良はこれを決めてハットトリック。リードを奪った。
85分、今度は川崎にペナルティが与えられて、これを山田新が左に決めて4-4。
試合はロスタイムに入った。
ジャーメイン良が決勝のゴールを決めて喜んだ。
ここで、またもVAR。
そのシーンが何度もスクリーンに映し出される。
ジャーメイン良の手にボールが当たっているように見えた。だが、VARモニターを見てピッチに戻って来たレフェリーがゴールをキャンセルした後、ペナルティ・スポットを指した。先に川崎サイドのハンドボールがあったということだ。
97分、ジャーメイン良はこれを決めて大きく手を広げたが、それ以上にチームメイトが喜ぶことは制止した。
まだ、何プレーもの時間が残っていた。