J3ツエーゲン金沢のクラブアンバサダーを務める辻尾真二氏の“コーラがぶ飲み”写真が脚光を浴びている。
現在38歳の辻尾氏は、攻撃的な右サイドバックとして清水エスパルスや金沢などで活躍した後、2019年1月に現役引退とともに、金沢のクラブアンバサダーに就任。趣味の筋トレで鍛えた肉体だけでなく、優れた対話力でスポンサー営業も兼任している。
その辻尾が昨年9月、自身の公式SNSで「色々とご意見があるのは承知しておりますが」と前置きした上で、「事務所に“選手がコーラを飲んでいる”という通報をするのはやめて頂きたい」と投稿。これに多くのファンが反応し、「ただのクレーマー」「勝敗とコーラは別」など、辻尾氏とクラブを支持する意見が多く寄せられて大きな話題となった。
その“コーラ騒動”から半年、クラブが「北陸コカ・コーラボトリング株式会社」とゴールドパートナー契約締結を発表。今季10年ぶりのJ3を「新生」のスローガンを掲げて戦うクラブにとって明るいニュースとなった。
まさに“災い転じて福となす”となり、その仕掛け人になった辻尾氏が自身の公式エックス(旧ツイッター)上に「そんなこんなでオフィシャルパートナーになって頂きました」と綴ってスタジアムの観客席でペットボトルのコカ・コーラをがぶ飲みしている写真を投稿。「コカコーラ」「コーラブースト」のハッシュタグもつけている。