「ジャイアントキリング起こり過ぎ」ルヴァン杯が新大会方式になって、下克上試合がまさかの4試合! 退場者を出したJ3チームが勝利する姿などに「大混乱」「凄い試合ばかり」の声の画像
昨季はアビスパ福岡が制したルヴァンカップは、今季、新大会形式で行われた 撮影:中地拓也

 3月6日、今季のルヴァンカップが開幕した。昨年とは違った新大会方式で行われたその試合結果が驚きのものとなった。

 昨年はJ1リーグ所属チームを中心に大会が開催され、アビスパ福岡浦和レッズとの決勝戦を制してタイトル王者に輝いていた。しかし今年は、J1、J2、J3の全60チームが参加。まずは1stラウンド第1回戦として、3月6日と13日に17試合が組まれた。

 6日の開催分は9試合で、その多くがJ2チームとJ3チームの対戦に。全会場が19時のキックオフとなった中で、なんと、J3の4チームがJ2に勝利したのだ。

 まず1つ目がYS横浜と水戸ホーリーホックの試合で、後半22分にYS横浜が先制。その後、YS横浜に退場者が出たものの、水戸は点数が遠いまま完封負けを喫してしまった。

 2つ目はアスルクラロ沼津とベガルタ仙台の試合で、こちらは仙台が先制。沼津が追いつき、仙台が勝ち越し、さらに沼津が追いついてと激闘の展開に。このまま延長突入かと思われた後半アディショナルタイムに沼津が逆転弾を決めて、中山雅史監督率いる沼津が劇的白星を手にした。

 3つ目はギラヴァンツ北九州大分トリニータの九州ダービーだ。スコアレスのまま延長に突入すると、その延長後半に北九州がついに均衡を破る。そのまま試合は終了して1-0で北九州が勝ち上がっている。

 4つ目はFC琉球と藤枝の試合で、藤枝が先制したものの琉球がホームで逆転勝利を飾っている。

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