3月2日、J1リーグ第2節が行われ、湘南ベルマーレはアウェイに乗り込んで京都サンガF.C.と対戦。この試合の決勝ゴールが話題になっている。
開幕戦を未勝利で終えた両チームの対戦となった。京都はアウェイで柏レイソル相手に引き分け、湘南はホームで川崎フロンターレを相手に逆転負け。今季初勝利を求めて挑むこととなった。
その試合は前半15分に湘南が先制するも、直後の同19分に京都が同点弾を決めて試合を振り出しに。両者譲らない展開となる。
そんな試合の決勝ゴールは後半37分に生まれた。この場面で、湘南は左CKを得る。それに対し、キッカーが2人立つ。一人は右利きの阿部浩之で、もう一人は左利きの杉岡大暉。どちらが蹴るか分からない状況で、蹴ったのは先に動いた杉岡だった。
その左足から放たれたボールが、ニアにいた大岩一貴の元へと向かう。とはいえ、大岩のポジショニングはゴールから離れていたため、フリーの状態。するとその大岩が、ゴール方向に背を向けながら、っ右足でフリック。そのボールがゴール前にいた鈴木章斗にドンピシャ。20歳のFWがこれを押し込んで勝ち越しに成功したのである。