川崎フロンターレは3月1日にジュビロ磐田を迎えてJ1リーグのホーム開幕戦に挑む。その試合を前に、鬼木達監督が取材に応じた。
開幕戦はアウェイで行われた湘南ベルマーレ戦で、先制されながらも逆転勝ちを掴んだ。「リーグ戦のタイトルっていうものを目指していく上では連勝が非常に重要になると思ってますし、苦しいながらも開幕戦で勝利できたので、それを繋げていかなければいけない」と、当然、白星発進だけでは満足できない。
何より、この試合は「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」でのJリーグ開幕戦。すでにACLラウンド16の第2戦では「等々力競技場」として使用しているが、この試合では敗れているだけに、「ホームで勝利を早く届けたい」と話す。そして、「少しでも早くサポーター、選手、スタッフとともに喜びたい」ともイメージを膨らませる。
対戦相手の磐田は、開幕ゲームをホームでヴィッセル神戸と対戦して0-2で敗れている。「神戸がかなりの強度で戦ってきていた」という中でも、「ポイントポイントをかいくぐっていたときには磐田の良さが出ていた」と見ている。そして、「中盤やサイドでの崩しでは人が絡んでいいプレーが多い」と、そこでの警戒を強める。
しかし、川崎はこれが今季5試合目。ACL2試合、FUJIFILM SUPER CUP 20241試合、リーグ開幕戦と戦っており、試合出場した選手の数は23人になる。「競争がハイレベルで行われている」と説明する先発争いの中で、「それぞれの選手の特徴を理解し得るようになってきた。あとは“質”という部分で融合してくれればもっと面白くなる」と期待感を示す。