■「コース、スピード、落ち方、パーフェクト。」

 このチームを救う宇佐美の芸術的な直接FK弾に対して、SNS上ではクラブのレジェンドMFになぞらえた以下のようなコメントが寄せられた。

「コース、スピード、落ち方、パーフェクト。」
「ほんまに完璧や!」
「遠藤だろこの弾道…やはり背番号7!背番号7が全てを救う」
「背番号7番を受け継いだだけあるヤットさんを彷彿とさせる芸術的なFK」
「まじでヤットさんの助走でヤットさんのFKだわ 宇佐美くん最高すぎる さすがガンバの7番」

 今オフも大型補強を行ったG大阪だが、電撃引退した元日本代表の遠藤保仁氏のコーチ就任も大きなニュースとなり、開幕前のトレーニングキャンプでは遠藤コーチが開いたFK講座も話題となっていた中での宇佐美の直接FK弾。

 その後、G大阪はチャンスを作りながらも10人の相手を攻め切れずに勝点を分け合う形となったが、開幕黒星と引き分けでは大きく違う。チームにとって貴重な勝点を、背番号7のキャプテン宇佐美が届けることになった。

 この興奮を、次節は勝利に結び付けることができるか。第2節は3月2日、ホームでアルビレックス新潟と対戦する。

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