「フィジカル強」「神過ぎん?」鹿島の新戦力FWチャヴリッチの挨拶代わりのデビュー弾にファン興奮!「開幕戦で惚れた」「これぞ東欧系選手よ」などの声の画像
鹿島アントラーズが新戦力FWチャヴリッチの活躍で開幕勝利を飾った 撮影:中地拓也

 常勝軍団復活の鍵を握る期待の新戦力が、いきなり結果を出した。

 2月23日、J1リーグ第1節が行われ、鹿島アントラーズが敵地・豊田スタジアムでの名古屋グランパス戦に3-0の完勝。新外国人FWチャヴリッチが1ゴール1アシストの活躍を見せた。

 昨季5位で7年連続国内タイトル無冠に終わった鹿島は、新たにランコ・ポポヴィッチ監督を招聘して今季を迎えた。序盤は名古屋ペースで試合が進んだが、前半19分にセットプレーの流れから仲間隼斗が先制すると、後半開始直後にチャヴリッチが追加点を奪う。

 後半2分、右サイドからのMF藤井智也のクロスが逆サイドまで流れると、仲間からのパスを受けた左SB安西幸輝が右足に持ち替えて中央へクロスを送った。そこにチャヴリッチ。ドリブラーながら身長186cmの高さも持つゼルビア人は、相手DFの間にうまく入り込むと、2人に挟まれる形になりながらも体勢を崩すことなく頭で合わせてゴール右隅へ叩き込んだ。

 さらに後半17分には味方との連携で右サイドを抜け出すと、相手DFをなぎ倒しながらのドリブルからのピンポイントクロスで仲間の2点目をアシスト。同24分にお役御免でベンチに下がったが、自身の能力の高さと今後のさらなる活躍に期待を抱かせるのに十分な1ゴール1アシストだった。

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