J1サガン鳥栖が発売した“まさかの特典付き”チケットが話題となっている。
シーズン開幕を週末に控えた2月20日、鳥栖が3月16日に行われるJ1リーグ第4節セレッソ大阪戦(15時キックオフ、駅前不動産スタジアム)の『ピッチサイドシート』の販売を発表した。
『ピッチサイドシート』とは、その名の通り、ピッチ脇に設置されたシートのこと。スタジアムの中で最もピッチに近く、迫力ある試合を目の前で楽しむことができ、ウォーミングアップ開始時や試合終了後にピッチに入ることができる特典が付いており、クラブは「普段はなかなか立ち入ることができないピッチ内。芝生の感触を確かめたり、試合後のスパイクの跡を見つけたりしながらお楽しみください。」と宣伝している。
ここまでは他のクラブも実施しているが、用意された“おまけ”の特典が普通じゃなった。なんと、「呼子でとれた新鮮なイカをプレゼント!」と発表したのだ。
佐賀県北部玄界灘は、黒潮の対馬海流育ちの「ケンサキイカ」が獲れる好漁場であり、唐津市呼子町で水揚げされるイカは、プリプリとした食感と上品な甘みで「日本一美味しい」と絶賛されている。その「呼子のイカ」をチケットの特典として用意。クラブは公式エックス(旧エックス)で、「ウォーミングアップお出迎え」「ピッチで写真撮影」よりも上に「生干しイカ」を押し出し、イカの“生写真”を添えて投稿している。