■TMでの失点を改善できず
チームはアジア制覇を目標に補強を進め、Jクラブで最も早い公式戦に向けて沖縄キャンプからチーム作りを急いでいた。その最初の試合と、ヴィッセル神戸との「FUJIFILM SUPER CUP」で勝利したものの、等々力ではその姿を見せることはできなかった。
この試合での4失点は防げるものも多く、キャンプ中のトレーニングマッチで見せていた失点場面を改善できないままにシーズンインしていたことを示すかのようだった。唯一の救いは、リーグ戦はまだ始まっておらず、また、ACLの次回大会の出場権を得ていること。そして、この試合で攻撃面では大きな可能性を見せていたことだ。
大幅な選手の入れ替えをしたチームはこれから練度を上げて、国内主要タイトルと次のアジア制覇を狙うこととなる。