J1川崎、アジア制覇狙うも4失点と守備崩壊で痛すぎる敗退……攻撃面では手応えも、TMでの課題を改善できずの画像
川崎フロンターレのFWエリソン 撮影:中地拓也

 2月20日、川崎フロンターレは2月20日に等々力競技場で行われたACLラウンド16の第2戦を2―4で落とし、過去最高で“鬼門”となっていたベスト8を前に退会から去ることとなった。

 悔しすぎる敗戦だった。後半アディショナルタイムの90+7分の、いつ90分終了のホイッスルが鳴って延長に突入してもおかしくない場面。相手に与えたCKから、はね返しきれずにDFジャジソンに勝ち越し弾を許す。これで第2戦目のスコアは2-4。2戦合計のスコアは5-6で、延長に突入できないスコアとなった。

 鬼木達監督はすぐにDFジェジエウとDF高井幸大の長身CBを入れて得点を返そうとするが残り時間は1分もなく、そのまま相手の歓喜を爆発させることとなった。

 この試合は最初から相手にリードを許す展開だった。開始8分で先制弾を献上すると、25分には追加点までも与える。同30分に三浦颯太が山本悠樹との新加入コンビで1点を返し、後半8分にはエリソンの同点弾を呼び込むも、その後、2失点。ホームで狙った戦い方ではなかった。

  1. 1
  2. 2
  3. 3