2月7日、プレシーズンマッチとしてヴィッセル神戸はインテル・マイアミと対戦。スコアレスで挑んだPK戦を4-3で制した。
神戸にとってこれが今季、初お披露目の場となった。沖縄キャンプでは非公開練習が中心となっていたことでベールに包まれていたJ1王者。その最初の試合で、センターフォワードに入ったのは昨季の得点王でMVPの大迫勇也だ。
前半からキレのある動きを見せ、メジャーリーグサッカーの強豪を相手にもしっかりとボールを収め、そして展開。「まずは怪我をしないことが一番」と試合後に話したとは思えないアグレッシブなプレーで、決定機こそ逃したものの幾度となくチャンスを作った。
「本当に体作りがすごく楽しくなってきた」と、オフシーズンのコンディション調整での手応えを語るものの、「ただ、そこをしただけで結果が出る世界じゃないですし、グラウンドでフィットさせていかないといけない」と慢心はない。開幕戦を見据えて「そこに焦点を合わせたい」とも話すように、さらに進化した姿を見ることができそうだ。