■「間違いなく今年のヴィッセルにとって大事なピースになる」
後半15分、MF井出遥也に代わってピッチに立ったのはFW宮代大聖。川崎フロンターレから今季加入した背番号9で、センターフォワードの位置で大迫の背中を追う存在と思われていたストライカーだ。大迫とはまず縦関係でのプレーを見せたが、宮代は左でも積極的にプレーするなど“共存”を見せた。
大迫はこの新加入FWに対し、「縦関係もあるし、瞬時に横にもなりますし」と連携面での手応えを言葉にする。そして、「大聖は前に行くパワーがすごくあるので、間違いなく今年のヴィッセルにとって大事なピースになるのかなと思います」と、連覇を狙ううえで大きな力になる期待感を示した。
その宮代とは、「井手のときもそうですけど、2人が近い距離にいれば何か起きると思うし、相手は嫌がる」とも話す。得点力だけでなく川崎下部組織出身ならではの技術も持ち合わせるからこそのプレーのイメージも膨らませていた。